ミニとステアリング [MINI]
何億もするスーパーカーでも27万円のTATAでも、すべて同じく丸いカタチのステアリングが付いています。
クルマを運転するという行為において、必ずいつも手が触れているパーツ。
ステアリングはそれだけに、とても好みが分かれるパーツでも有ります・・・
ミニにはアフターパーツとして、実に様々なステアリングが用意されています。
今までに使ったもの、まだ試していないもの、買っただけになっているもの(笑)。
その中から、幾つかを・・・
20年前にミニを買ったとき付いていた“AUSTIN”のハンドル(左下)。
その上は後のクーパー用のレザーですが、すでに“ROVER”になっています。
右下は1275GTの純正です。
上はイノチェンティクーパーの純正ですが、なんとHelleboreです!
アルファやランチアなどに使用されているメーカーですね。
お気に入りのメーカーMOMO(モモ)です。
右はMONZA(モンツァ)というモデルですが、細いグリップでフラットな三穴スポーク、
クラシックなデザインのお気に入りのモデルです。
左は穴あきスポークの定番Prototipoです。
ディッシュ、フラットともに350φです、どちらもかなり愛用しました。
MOMOのF-1ドライバーのサインが入ったシリーズです。
ジャッキー・スチュアート、クレイ・レガツォーニ、ジャッキー・イクスと、
右上はキャバリーノというフェラリの跳ね馬マークが入ったモデルです。
レガツォーニは240Z→ゴルフLS→ミニ・チェルシーと長い間使い込んだため、
サインが剥がれ落ちてしまいました。お気に入りの1本です。
もう一方のイタリアの名品Nardi(ナルディ)です。
裏側にグリップ(凹凸)があるのが特徴ですが、MOMOの様にフラットなモデルも存在します。
左下のはパワステのない初期のゴルフ用に買った大径(380φ)のレザーです。
これもイタリア製ですが、最近は珍しくなったPersonal(パーソナル)です。
太い真円のグリップは好みによりますが、私にはちょっと太すぎるかな。
手前のディープディッシュは古いタイプです。
ご存じ英国代表、Moto-Litaですね。
特にこのリベットの見えるウッドのタイプは、ミニに良く似合うステアリングのひとつだと思いますね。
写真のようにスポークに丸穴とスリットの“バリエーション”があります(笑)
もちろんレザーもあり、ちょっとゴツイ作りです。
Abarth(アバルト)はマフラーでも有名ですが、ステアリングのデザインも秀逸です。
また変わったデザインのものもあり、左右非対称のブーメランなどは結構高値で流通しています。
ネットオークションで手に入れようと奮闘中ですが、決まっていつも負けてしまいます(笑)
これもミニには良く似合う、レスレストン(復刻モデル)、アストラリ、マウントニーです。
マウントニーは安価ですが悪くはありません、
長いこと付けていましたが、請われて友人に譲ってしまいました。
写真のは後に305のフリマでゲットした新品未開封!です(笑)
左の2本は英国製の旧いタイプですが、ボスが特殊なのでこのままではミニに付きません。
何とかしたいと思ってはいますが・・・(笑)
ウーズレーのモチーフが付いたのはちょっと小径ですがミニ用です。
右上はスポーク部の塗装を剥がし、磨いて加工したものです。
元はニュージーランドから来た、旧いミニに付いていたものだそうです。
ミニに似合うか、ちょっと微妙なステアリングですが、
案外外し技で、個性が出るかも知れませんね。
ウッドは最終モデル辺りの豪華なメーターパネルにいいかも・・・
そして現在使用中です(笑)
チェルシー(上)は細身の丸穴スポーク(メーカー不明ですがジョンクーパーとの説あり)
GT(下)はやはりメーカーは分かりませんが、26Rタイプです。
これも好みの細身レザータイプですね。
壁に掛かっているのは、恐ろしく小径(280φ位)で実用には無理ですね。
何ともマニアックなヲタク趣味ですが、気が付くとこんなことになっていました(笑)
自分ながらあきれるほどの量ですが、それでも大分整理したんですがねぇ・・・
とても高価なヴィンテージが1本も無いのが自分らしいですが、
手軽に雰囲気を変えることができる、パーツとしてのステアリングは大好きですね。
2008-03-31 23:44
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コメント(11)
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ステアリングの多さに仰天!
おもわずすごい「ハンドル」と言ってしまうほど、
ステアリングもハンドルもどっちでも気にしないで使うほど
疎い世界です。
なぜこんなに?ってそれは自分の集めたものを振り返れば
その気持ちは良くわかります。同じようなものまで集めて、
なぜ?って聞かれますから。
趣味と言うより道楽に限りなく近いと一般庶民の判断でしょうね。
by いっぷく (2008-04-01 06:37)
相変わらずの物量に、ビックリ仰天です!!(笑) さすが!!
レンガの壁がとても素敵ですね。うらやましいです~
by ベアトラック (2008-04-01 09:55)
相変わらず素敵なガレージですね。
自分も愛用した懐かしい奴が数本・・・。
後の数十本(笑)は、圧巻です!
ここのところずっとウッドなので、これだけ
サンプル見せられると久々レザーもいいな
・・・とか
モーリスのモチーフが付けたいので
モトリタウッドは必須なんですが、どうもあの
リベットの冷たい感じが嫌いで・・・
ステアーリングソムリエとしてはお薦めはなんでしょう?
by ちんたん♪ (2008-04-01 23:44)
いっぷくさん
集め始めると、どうにも止まらなくなって(笑)
こんなに、どうするの?って・・・どうしましょうかねぇ(爆)
見ようによっては全部同じに見えますし、
“一般庶民”には分かってもらえませんね・・・多分。
by 1275GT (2008-04-02 23:44)
ベアトラックさん
数で勝負していますから・・・って(笑)
レンガの壁?・・・実は壁紙なんですよ。
でも、さすがに10年も経つと風格が出てきましたねぇ(笑)
by 1275GT (2008-04-02 23:49)
ちんたん♪さん
私は基本的にレザー派ですね、昔から。
この中には、30年以上持っているのも数本有ります。
ウッドを使い始めてまだ2~3年ですが、
手触りがギターのネックにも通じて新鮮でしたね。
若い頃は小径のグリップの太いのが好みでしたが、
だんだん歳を取るにつれて大きく細くなってきました(笑)
お薦めは、ナルディなんかいいんじゃないでしょうかねぇ。
グリップのカタチも自然で握りいいです。
ご用命は1275商店まで・・・(爆)
by 1275GT (2008-04-03 00:03)
う=む、これは珍しい!
東西きっての目利き、1275商店の・・・
おぬしも悪よの~う! じゃなくて・・・(^_^;)
ちんたん号はナルディーですっ!(×。×)
で、ナルディーにはMk-Ⅰのモチーフは付きません
手触り命でしょう、ウッドは、もううっとり・・・(#^_^#)
by ちんたん♪ (2008-04-03 00:58)
ちんたん♪さん
そうでしたっけ?ナルディの・・・ウッドの・・・・(笑)
GXCFに付いていたアバルトは、どこへ行ったんですか?
あれもカッコイイですよねぇ。
by 1275GT (2008-04-03 21:10)
アバルト・・・大事に飾ってあったんですよ
旧住所地在住の頃はガレージあったので
ところが経年劣化でステッチが切れました!
で、とりあえず段ボール箱か何かに入れておいたら
今度は皮がカビました!(笑)
それでサヨウナラを・・・。
ところで、イノチェンのですが、さっそく先日入手の
プラモデルを開けて見ましたら同じでした!
なんだかとっても嬉しかったです。
by ちんたん♪ (2008-04-04 00:10)
ちんたん♪さん
アバルト、そうでしたか・・・残念なことをしましたね。
この中で一番古いモモのクレイ・レガツォーニは、
およそ35年ほど前に草加バイパスの綾瀬川のところにあった、
スピードショップセブンで買いました(ニトリの先ですね)。
3台のクルマに使い、ミニから外した後は壁に掛けておきましたが、
気が付くと革はカビて、アルミ部分は白くなっていました(笑)
慌ててピカールでスポークを磨いたときに、
ロゴが剥がれてしまいました(残念)
イノチェンのヘレボーレ、カッコイイでしょう。
でも残念ながら英国製のミニには付かないのですよ(笑)
by 1275GT (2008-04-04 21:48)
英国製ミニには付かない・・・勉強になりました。
なんでそんなとこだけ規格が違うのでしょうね。
面白いです (^。^)
ヘレボーレって言うんですか?イタリア語だ~!
ペスカト~レ! ボンゴ=ッレ! カルボナ=ラ~!!!
やはりカビるんですね、カビルンバ!
では、筑波で!(まだ早い?)
by ちんたん♪ (2008-04-04 22:24)