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リバプールのお土産 [ザ・ビートルズ]

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本当に久しぶりに、新品のアコギを買いました。
Epiphone Inspired by 1964 Texanという、“名前だけ”で思わず買っちゃいました(笑)

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実は去年、ビートルズの“師匠”スタンダードさんのアドバイスで、
氏の取引のあるアメリカの楽器屋から、’67年頃のテキサンを買う予定をしていたのです。
’63、’64辺りはメチャ高いので、最後のギブソン工場製の頃のテキサンを探しました。
ちょうどよさそうなのが在庫に有ったので、詳細を問い合わせて貰ったのですが・・・
空前の円高の真っ只中に日本に売るのは得策ではないと思ったようで、
商談中とか修理中とか・・・結局あきらめました(涙)
ちなみに、送料や色々の諸費用を考えても、国内の半値近い値段でした。

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Epiphone Inspired by 1964 Texanの驚くべきはその値段です。
もちろんMADE IN CHINAという事を考えても、それでも安いです。
トップ(スプルース)、バック(マホガニー)の単板、
さらにシャドウ製の3コントロールのPUまで付いているんですよ。
まぁ、何となくインドネシア製のヘフナーの流れを感じますが・・・(笑)

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ま、よくよく考えてみれば、バンドを組んでるわけでも、人前で弾く(弾けるのか?)訳でもなく、
ただただ、眺めて、気が向いたときにちょっと弾く(弾けるのか!?)程度なら、
これで十分という気がしてきました。
ただし、3月にネットで注文して8月に入ってから届くという人気?ぶりです(笑)
今でもナチュラル(ポールと同じ)は在庫切れになっているようです。

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肝心の音は?・・・早速弦を緩めてイエスタディの“さわり”をちょびっと(笑)
哀しいかなオールドの音は知らないので、こんな感じだったかなぁ・・・
でも張りのある高音、滑らかな低音(アンプを通すとちょっとニュアンスが変わりますが)、
相変わらずCHINA製は接着や塗装にアラが見えますが、最近は随分改善されています。
どれほどテキサンかは別にして、アコギとしてはバリュー・フォー・マネーでしょう。

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と、ここでギター豆知識を・・・(笑)
テキソンは同じギブソン系のJ45と良く似ていますが、実はほんの少しスケールが違います。
何故ポールはテキサンを選んだのか?
当時気に入っていたエピフォンカジノと同じメーカーだったので“揃え”たのか?
写真でもわかるようにテキサンのネックは薄いです、まるでエレキギターのようなネックです。
それと、スケールが僅かに長い分、音が柔らかく感じて、
イエスタディやミッシェルのようなバラードに向いていますね。

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比較したのは、同じラウンドボディのギブソンJ45コピーですが、林楽器のマウンテンです。
伝説の名匠百瀬氏が在籍していた時代のヴィンテージギターの逸品です。
正確にはJ45のDXバージョンともいえるサザンジャンボのコピーですね(笑)

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マウンテン、久しぶりに弾いてみましたが音量、サスティーン共に素晴らしいですね。
絶対手放したくないギターです。

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さて、ついでに長いこと出しっぱなしで埃だらけですが、
弦も変えずにずっと弾き続けているタカミネのPT206です。
よーく見ると傷だらけですが、ネックの状態も良くとてもしっかりした作りですね。

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もちろんアンプにつなげば色々遊べる機能付きです。
バッテリーチェッカーのランプが切れていますが、面倒なのでそのままになってます(笑)

さて、なんとか長いこと引っ張りましたが・・・(笑)
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タイトルにある「リバプールの土産物」はこんなビニール袋に入っていました。
知り合いの古物商に久しぶりに会ったら、「セリでビートルズもんを落としたら色々あってさ・・・」、
結局高値が付くレコード以外はいらないということだったので、まとめて引き取ってきました。
もちろん“適価”で・・・(笑)

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当時のチケットか!と色めき立ったのですが、スタンダードさんに聞いたら土産モノだそうで・・・(汗)
彼の地のビートルズショップで買ったようですね。

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こんな風に場所や日時の解説付きのもあります。

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生写真の数々、中には明らかにファンの隠し撮りと思われるものも(笑)

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これはウィングスとして来日した時に、都内の小学校を訪れたポール夫妻。
記念植樹をしているショットもありましたね。

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ここからは同時に譲ってもらったモノ達です、無造作に大きなレジ袋に入っていました(笑)

これは古いレコード入れですね、良く見るとオデオンと東芝EMIのWネームになっています。
厚手のビニールレザーで出来ています、何かの販促品でしょうか?

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ポール日本公演のチケット、プログラム、グッズ等々・・・

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ミュージックライフのウイングス特集号やファン紙・・・

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写真集とシネクラブのバッジ。
その他、ポスターや雑多な紙モノ等、良くわからないものも含め色々ありました。
しばらく楽しめた割には格安でしたね(笑)

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新品のままのTシャツも数枚ありましたが’05ポールUSツアー記念の、
老けたポールが大きくプリントされている1枚のみ残して、他はすべて今年の夏に着用(笑)
どんどん着ていかないとコレクション?が減らないので・・・
って、実はTシャツも数・・・あるんです(笑)

増え続けるTシャツ、ジャージ、スニーカー・・・カラダはひとつ(爆)


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conta

楽器はまるでダメなので気の利いたコメントができません。ただただスゴイコレクションですね。恐れ入ります。
by conta (2012-09-10 00:10) 

1275GT

contaさん

コメント、気を使っていただいて有難うございます。
どうせいい加減な“うんちく”を並べているだけなので、
笑って眺めてください。

モノが多すぎて、もはや小綺麗なゴミ屋敷と化しています。
残された者の苦労を思って、突然死しないように気をつけています(笑)
by 1275GT (2012-09-10 21:11) 

1275GT

いっぷくさん

nice!ありがとうございます。
ロンドンもやっと落ち着きを取り戻しますね。

やはり、元気なうちにリバプールへは一度行ってみたいです。
by 1275GT (2012-09-10 21:15) 

ちんたん♪

いいな~テキサン!
しかしいきなり、ピックガードの形状から違うんですね(笑)

でもいいですよね、夢があって、こういう趣味は最高です。
時に、物入りで弾かなくなったバイオリンベースもサヨナラします。
by ちんたん♪ (2012-09-11 00:08) 

1275GT

ちんたん♪さん

良く見ると、サドルがアジャスタブルじゃなかったり、
トラスロッドカバーの止めネジが3個だったり・・・

良くなったとはいえ、心配はまだあります。
いつかネックが捩じれたりするんじゃないかと疑っています(笑)
保証期間内だと“同じモノ”に交換してくれます・・・って。

ギター換金は自分もB関係を残して、そろそろ底をつきます(苦笑)
GTの車検+の足しに、20年くらい前に買ったUSストラトを出しました。
by 1275GT (2012-09-11 13:04) 

1275GT

ねこざかなさん

nice!いつも有難うございます。

相変わらずしっかりと散財しております(笑)
by 1275GT (2012-09-11 19:56) 

komakura

ビートルズ人気は楽器でも強いですね。オリジナルに拘らなければChinaは、よく出来ています。最初の頃はナツトとネックエンドは同じ太さでしたが(笑)体は一つでもコレクションは沢山で良いのです。欲しい時に手元にあるって安心感が大事です。
by komakura (2012-09-12 01:40) 

1275GT

komakuraさん

有難うございます、そうですよねぇ、安心感は大事です(笑)
弾きたい時に手元にあるのも、乗りたい時に車庫にあるのも、
ものすごく幸せな気分になれますものねぇ。
一度の人生、楽しんだもんが勝ち・・・でしたね(笑)
by 1275GT (2012-09-12 12:45) 

T-Bone

テキサンも欲しいですが置く場所ないです(笑)
加藤登紀子さんが昔、使ってましたね。

それにしてもマウンテン!! 渋すぎる・・・。
by T-Bone (2012-09-15 13:36) 

1275GT

T-Boneさん

コメント有難うございます。
CHINA製の新品なので大きな期待はしていなかったのですが、
わりと張りのあるしっかりした音がします。

マウンテン、ご存知でしたか・・・
ジャンボやサムなんて言う古いアコギも好きです。
by 1275GT (2012-09-15 23:35) 

スタンダード

ご無沙汰しています。
シンガポール⇔ジャカルタ赴任の為、出張扱いで一時帰国しておりますが、本日お勤め国に戻ります。師匠のブログは『世界(日本)の車窓』感覚で懐かしく読ませて頂いています。

ビートルズネタには足跡を残さずにはいられません(笑)が、あのTEXANは
あのお値段とは思えない程、作りが良いですね。海外でも入手困難なギターですから、羨ましい。 社宅ではギターを鳴らす事が出来ない禁断症状が出ている身の上ですが現地インドネシア製を只今物色中です。

これからもmini同様、お身体にメインテナンスを忘れずにブログ更新をお願い致します!(次回帰国の年明けには顔出しますので)



by スタンダード (2012-09-17 12:33) 

1275GT

スタンダードさん

ご苦労様です、今回はお会いできませんでしたが、
楽しみは次回に持ち越しですね(笑)
あちらでの日本旧車見聞録、楽しそうですね。
慣れない環境でも、前向きに楽しみを見つけて頑張ってください。

ビートルズネタ、相変わらず不勉強で恥ずかしい限りです。
どうぞ遠慮なくダメ出しをお願いいたします(笑)

それにしても、あのポールミニがあんなところに保存中だなんて、
世の中狭いというか・・・最近驚くことばかりです(笑)

脳細胞の減少を最低限に抑えるためにも、がんばって更新します。
体調管理をしっかりとして、年明けまで生き延びてますのでよろしく(笑)
by 1275GT (2012-09-17 22:29) 

JUN

こういうギターも出て来てるんですね~
自分としては、昨年のへフナ~に続き、今年はカジノが欲しくなっています。
もし、お勧めがあればよろしくお願いします。
少しずつ、気の向くままに・・・。
変なコメントですみません。
by JUN (2012-10-25 10:28) 

1275GT

JUNさん

ご無沙汰しています、あちこちにコメント有難ういございます(笑)
カジノはKOREA製or国産ならばお安い中古がありますね。
どうしても16フレットジョイントが欲しいとなると、
やはり“それなり”の出費は覚悟が要りますが・・・

こういうお手軽なBギアが出てくれると、
当方のようななんちゃってBマニアはうれしいですねぇ(笑)
by 1275GT (2012-10-25 21:07) 

八木彬夫

amazon オンデマンドで「The Beatles 音源徹底分析 上・下」を出版している八木彬夫です。
ビートルズの話は尽きませんね。貴サイトで紹介いただければ幸いです。

内容紹介
ザ・ビートルズについては多数の書籍が書かれており、今や出尽くした感があります。本書は、これまで行われたことがなかった定位の分析を行うことで、正規発売だけでなく現在入手可能なブートレグの音源までも含め、一曲ごとに詳細な分析を行ったものです。
上巻では、彼らのデビューからコンサートを止めてしまう66年までの期間を追いました。
下巻では、彼らが挑戦した新しい音の追求、67年のストロベリー・フィールズ・フォーエヴァーから、最後の録音となった70年のアイ・ミー・マインまで。さらには謎に満ちたゲット・バック・セッションの全貌を明らかに。
95年から始まったアンソロジー・プロジェクト、入手可能なブートレグの音源も含めて、一曲ごとに詳細な分析を行ったものです。

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著者について
1960年生まれ。ビートル・マニアとしては第二世代に属する。著者自身が様々な楽器を演奏し、現在も音楽活動を続けている。これらの知識と経験をもとに、まとめた本書は、小説投稿サイトにおいて、合計200,000PVの閲覧がされている。
by 八木彬夫 (2018-02-11 10:20) 

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