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初夏の北海道にて ③ 「続・鉄」編 [北海道旅行]


ブログタイトルとは離れて、かなり遠くまで来てしまいましたが、
今回は「寝台列車の魅力」についてみっちりと語りましょう(笑)

帰路は北斗星4号、札幌発19:27に乗りました。
本当は旭川から特急サロベツに乗ってきたのですが、旭川は停車駅でほんの1分ほどで発車です。
写真を撮る余裕なんか有りませんでした・・・(笑)
これもDL特急なのでエンジンの振動で心地よい眠りに・・・
札幌でも乗り換えですので、すでに停車している北斗星に走りました。

ホーム長の関係でヘッドマークは撮れません・・・って早く乗らなくちゃ(笑)
北斗星は2度目ですが今回もロイヤルを取りました。
理由は後で書きますが、取り敢えず1番良い部屋です(笑)

発車するとすぐルームアテンダントのオネーサンが、氷と一緒にワインやウイスキーを持ってきます。
どうです、ゴージャスでしょう(笑)
今回は食事は旭川で買っておいた「わっぱめし」で済ませ、
21時過ぎのパブタイムに食堂車(グランシャリオ)にいってみました。

クリームパスタ 1200円、グレープフルーツジュース350円ってどうなんだ。
「うん、おいしかったよ」って言いながらさりげなく支払うのがスマートです。
間違っても「高え!」なんてつぶやかないように・・・(笑)
じゃあ、ちゃんとしたディナーは食した事がないのか・・・
で、去年カシオペアのダイニングカーで食べましたとも。





これが全容ですが、一人7500円でした。
カシオペアはオール二階建てなので食堂も二階なのですが、
ひどく揺れたことだけ覚えています・・・(笑)

で、食べたり、飲んだりした後はそうトイレのはなしです・・・(笑)
私たちも気持ちは若いつもりですが、体はやはり正直で・・・
夜中に必ずと言っていいほどトイレに起きます(笑)
列車の中で夜を過ごすとなると、これは結構重要な問題です。
夜中に部屋の外に出て車端のトイレまで歩いて行き、戻ってきたらもう眠れません(たぶん)
たとえ狭くても、部屋にあるのと無いのでは大きな違いですね(笑)

カシオペアには全室にトイレがあります。
写真のように見慣れた家庭用の便器を2/3位にした形状です。
それに比べ北斗星にはロイヤルにしかトイレは有りません。
それがロイヤルを選ぶ最大の理由だったりします(笑)

シャワー室も兼ねる設計のため便器は引き出して使います。
で、写真のように「深さ」がありません。

収納時はこんなです。
シャワールームも兼ねるので床にスノコ状の敷物が・・・

それぞれのインプレッションです(笑)

「カシオペア」

高さ、掛け心地とも良好。
ちなみに私は揺られながら雑誌を読めました(笑)
内側が黒く塗られていて、使用後は少量の水とバキューム?の力で勢いよく流れる。
その音がシューッ、ゴボって結構盛大なのが難点か。
男子小の場合も深さがあり、便座を上げた開口部も広く、揺れる体制でも的をはずす事はないだろう(笑)

「北斗星」

元をたどればかなり古い車両なので、致し方ないけれど・・・
便器はステンレス製で、深さ、サイズとも不足気味。
引き出し式のせいか水量も足りなくて、上手に流すには熟練を要す。
同様な理由で、男子小の場合は落ち着いて事を運ぶ気構えと、コントロールを要す。

洗面台は両者とも引き出し式ですが、
カシオペアがワンタッチなのに、北斗星はツマミを回して引き出す方式。

カシオペア

北斗星

これは北斗星のシャワーユニットです。


で、旅の終わりは窓外に函館を見たまでは覚えているのですが・・・(笑)

上野に到着です・・って終わりかよ!(笑)

こんなのを買い集めてました、車内限定のチョロQです。

今回使った切符です。
下のグリーンのは北斗星ロイヤルのカードキーです。
右は、かカシオペアのシャワー券で30分310円です。

帰ってきたばかりなのに、また気持ちは北の大地に・・・
来年は、どんな列車に乗ろうか(笑)

こんなのも見つけちゃったし・・・(笑)

写真を整理していたら、幾つか未公開画像が・・・(笑)

カシオペアでは朝になると朝刊(北海道新聞)が配達されます。
モーニングコーヒー(無料)は車内販売で貰うか、ラウンジカーでも飲めます。
北斗星のロイヤルは指定した時間に部屋に届けて貰えます(さすが・・・)
ゆったりした朝の気分ですねぇ・・・

液晶のモニターでTVも見られるのですが、衛星放送のみで受信状態はあまり良くありません。
チャンネルを変えるとビデオ?も流していて、1年落ちの邦画などが見られます。
もう一つ、ナビも見られて列車の現在位置が表示されます。
今渡った川の名前とか、遠くに見える山とか、結構おもしろいです。





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ベアトラック

寝台列車のゆったりした旅、とっても素敵ですね。僕にはちょっと贅沢かもしれませんが(笑
トイレ事情は全く想像も出来なかったので、とても楽しく見させてもらいました。手ブレなしで撮るのに苦労されたでしょうね。
ところで、最後の写真・・・あれは何ですか?
by ベアトラック (2007-07-02 06:45) 

ねこざかな

ほかではめったと見ることのできないトイレインプレッション、たいへん興味深く拝読しました。車内限定Qにも物欲をそそられますね。

当方は結局、この夏の北海道はお流れに(涙)来年こそは。。。
最後の黄色い車両、息子が大喜びしそうです。もちろん親も(爆)
by ねこざかな (2007-07-02 15:36) 

いっぷく

豪華な食事ですね、列車の旅もこんな食事があれば気分も快適、さらに個室でトイレ付きとは驚き。コンパクトにうまくできているのに感心、
解説がわかりやすいのでリアルに想像できちゃいました。
列車の旅はきつそうだという偏見が取れました。
北海道に行きたい気持ちが募りますねえ。
by いっぷく (2007-07-02 18:30) 

1275GT

ベアトラックさん
歳を取ると、食事や睡眠それにトイレなど、
いつもの生活のリズムを崩さずに旅行が出来るのはありがたいです。
片道16時間は案外短く感じます・・・(笑)

美深町にある「トロッコ王国」というところで、
美幸線の廃線跡の線路をこんなトロッコ(エンジン付き)で走ります。
もちろん自分で運転するのですよ(要普免)
5キロほど走って、方向転換して(これも自分で)帰ってきます。

来年はここを目指そうかと・・・(笑)
by 1275GT (2007-07-02 23:35) 

1275GT

ねこざかなさん
今や「北海道旅行」で検索するとこのブログに・・・(笑)
で、どこも書かないトイレ事情など(爆)

車内販売のオネーサンが来るたびに「チョロQは?」って聞いてました。
結局DD51はもう一つ買って重連にしました(笑)

↑にも書きましたが「トロッコ王国」来年こそは・・・
もし、先に行っちゃってもネタにしないでねぇ・・・(笑)
by 1275GT (2007-07-03 00:10) 

1275GT

いっぷくさん
カシオペアはオール2階建てなので、2階は天井がカーブして、
1階は足もとが狭い感じです(画像UPしました)。
北斗星は良い部屋(笑)だったので壁がフラットです。
いろいろな設備がどれもコンパクトに上手に収納されています。
by 1275GT (2007-07-03 00:18) 

ちんたん♪

細か~いところまでじっくりと味わう旅。
いくらかかっても元を取ってきちゃう1275GTさんが素敵(笑)
寝台特急の旅って、ロマンチックなのかと思いきや完全に休息の場に!
でもますます乗ってみたい!!!
唯一乗った寝台列車はロンドン→リバプールのインターシティーですが
やはり日本の旅がいい!
と言って移動は車ばかり・・・いえいえ、最近モバイルスイカに(笑)
初めて乗ったのが新宿湘南ライン、そんな線知らなかった・・・(#^_^#)
by ちんたん♪ (2007-07-03 01:37) 

1275GT

ウワーッ、インターシティですかぁ・・・いいなぁ・・・
でも、ちょっと遠いですねぇ(笑)

寝台列車は、毎回新しい発見があって、何度乗っても飽きませんね。
それ以外は、ウチも移動はほとんどクルマばかりですが、
新宿湘南ラインの2階建てグリーン車は乗ってみたいです。(笑)
by 1275GT (2007-07-03 22:35) 

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