ゆる~くなが~くビートルズ [ザ・ビートルズ]
だめだなぁ、歳と共に少しづつ熱い思いも失せてきた、まさにそんな時でした。
このヲタクっぽいブログを通じてスタンダードさんとお知り合いになれました。
ワタクシよりずぅーっとお若いのに、まるでビートルズと共に生きてきたような方です。
で、なんだか少しづつ新たな興味もわいてきて、いつしかまたビートルズが降りてきたのでした(笑)
上の写真は、左が当時ものヘフナーと’60年代!のJALのはっぴ、
もちろんすべてスタンダードさんの貴重なコレクションです。
おっと、スタンダードさんは現役のポール・マッカートニーですからヘフナーも現役ですね。
右はワタクシのコレクション、インドネシア製ヘフナーとJALが復刻した“例の”はっぴです(笑)
今回はそんな私がゆる~くなが~く集めたビートルズ・ギアの一覧です。
ジョン・レノンと言えばリケンバッカー325。
ショートスケールに太いフラットワウンドの弦、リズムを刻むのに生まれたようなギターです。
自分のは’90年代のVシリーズ、少し小さなシルバーケースも気に入っています。
ジョージがこのちょっと大きめのグレッチカントリージェントルマンを、
使うようになったのはもちろんチェット・アトキンスの影響です。
サムピックと指を同時に使う奏法なども取り入れていましたね。
ワタクシのはグレッチ・カントリークラシックⅡ(6122-62)なんていうギターです。
大分前にチェット・アトキンスとの契約が切れて、
同じギターなのに名前もかわってしまったんですね(笑)
近年、遺族との交渉でまた契約が出来て名前も元に戻ったようです。
ちなみにこの時代は日本製(寺田楽器?)です。
カントリー・ジェントルマンは(カントリークラシックⅡ・6122-62も)一応高級機なので、
裏側にこんなカバーが付きます。
最初はミュートユニットの調整用窓の目隠しでしたが、
バックに傷がつかないメリットもあります。
近々ジョージのを真似て、ペグをグローバーインペリアルに変えてみようかな・・・
グレッチ・テネシアンは主にスタジオで使われていたようであまり見ることはありませんでしたが、
シェアスタジアムのライブではしっかりと登場しています。
上記と同じ理由で、テネシーローズ(6119-62)と名乗っていますが、
テネシアンの名前は戻ってこないようですね。
シングルPUのハイロートロンは、思っていた以上に輪郭のはっきりした音です。
どの曲でジョージが使ったのか、考えながら聴くのも楽しいですね。
このギターも日本製(フジゲン)です。
ビートルズサウンドの源のひとつ、ギブソンのJ160Eです。
形こそアコギですが音はまんまエレキギターの、
それも粒のそろったきれいなサウンドですね。
実際弾いてみると、箱鳴りがしないのに違和感があるほどです。
でも、いま手元にあるのはなぜかオービルbyギブソンです。
ブリッジの形とか本家とは大分違いますが、音が気に入って買いました。
“本物”はネットオークションで大分昔に換金しちゃいました(笑)
まぁ、そのうちに気に入ったのにめぐり合うこともあるでしょう。
ゆる~くなが~く待ちましょう(笑)
エピフォン製のはなぜかとても軽いです。
このサインがすべてでしょうか?(爆)
リッケンバッカー360-12ですね。
このギターの音が無かったら、リッケンをこれほど好きにならなかったかも・・・
ワタクシにとってずっと、ずっと憧れのギターでした。
ああ早く今一度、「IF I NEEDED SOMEONE」を通しでマスターしなくては・・・(笑)
ジョージが休暇でアメリカに行ったときに、お姉さんにプレゼントされたという、
美しいエピソードとともに語られるリッケンバッカー425ですが・・・
実のところジョージが自分で購入して黒く塗り替えたという、
残念な真実もあったりします(笑)
やがて2PUに改造され、セレクターSWも付けられ、
モノ持ちがいいことで有名なジョージですが、あっけなく手放してしまいます(笑)
今はこの状態で現存するそうです。
’66年の日本公演の時は、ジョンもジョージもメインはエピフォン・カジノでした。
初期のギター達に比べると個性がないように感じますが、
フルアコ構造なのに薄く小ぶりなボディに、ネックのグリップ感も良く、
とても弾きやすいギターですね。
自分も気に入って年代違いで4本ほど持っています(笑)
アップル社の屋上での“ビートルズ最後のライブ”では、
ジョンのカジノは塗装を剥がしてありました。
自分の「GET BACK]カジノは16フレットジョイントで音も抜群です。
スタジオ録音期にはジョンもジョージも同じソニックブルーのストラトを使っていました。
ジョージのは後にあの“ロッキー”に変身したのはBマニアなら周知のことですね(笑)
ワタクシのは“Crafted in Japan”という、
日本組み立ての比較的安価なモデルです。
もちろんアクリル塗装ですが、それでも大分色が焼けてキミドリっぽくなっていますね。
ジョージのオールローズのテレキャスはBマニアでなくても、
気になるレアな存在ですよねぇ。
もちろん本物はカスタムショップ製の逸品ですが、
当時のものはもちろん、後に何度か復刻されたものもかなり高価です。
自分のは、ある意味レアなフェンダージャパン初期モデルのJVシリアルです。
作りは本物と同じように、メイプルの薄板を挟んで中をくりぬいてあります。
それでもレスポール並みの重量級ですが、
木目のきれいなとても美しいギターです。
でも、ジョージはあまり愛着を感じなかったのか、その後は持ち主が転々として、
長いこと行方不明になっていましたが、今は無事奥さんの手元にあるそうです。
黒にグリーンガード、やたらと指板が白いストラトはフェンダージャパンが250本限定で、
’05年に作ったSquier DH ストラトです。
何故ジョージモデルかと言うと、’91にジョージがSquierの黒いストラト、
(シリアルL-636145)を使っていたということですが、
一説によると、息子のダニーのものだったとか・・・
どう見ても楽器屋さんの入り口付近に置いてある、
ビギナー向けのストラトにしか見えませんが・・・(笑)
もちろん中華製です。
う~ん、商売上手!(爆)
これは大きく改造されていますが、ジョンのレスポールJrです。
ジョージの赤いレスポール“ルーシー”と同じようにズバリの復刻版も出ていますが、
とてもワタシの手が届くような値段ではありません(笑)
で、冒頭にも登場した超廉価版ヘフナーバイオリンベースであります。
今まで、ベースまで手を広げたら収拾がつかなくなることを恐れて、
バイオリンベースはグレコのコピーで我慢しておりましたが、
厳密にはカタチだけかもしれませんが、
本物のヘフナーなのに、お安く買える時代になったんですかねぇ(笑)
このシリーズは色々出てくるみたいで、写真のキャバーンモデルなんか出たらどうしよう(爆)
以上ユルなビートルズギアですが、これからも少しづつ増やしていこうと思います。
見渡せば、あと一歩のところで本物に届かないという、
ワタシの“残念な人生”そのものですよね(笑)
もちろん’60年代の当時ものですべて揃えようなんてことは、
最初から全然思っていませんから・・・まぁこんなもんでしょ(笑)
手持ちのギターコレクションも大分片付いてきたので、
後は長年の“憧れ”を、あくまでも、ゆる~くなが~く楽しむつもりです・・・
2012-02-08 21:50
nice!(7)
コメント(18)
トラックバック(0)
うわーっ。
師匠のコレクションの徹底振りには本当に頭が下がります。
タイトルに偽りのない『ゆる~くなが~くビートルズ』だと、今後は明らかに増殖するようですね。ビー楽器は集めだすとストラップ、ブーツや衣装までに拘るコスプレ傾向になりますので、予めご注意下さい(笑)
しかも、どこかで見たようなJALハッピ+hofnerの組み合わせですが、
この格好でスタジオに入った事がありますが、以外と・・・チンドン屋見たいと受付嬢に言われた嫌な過去を思い出します(悲しい)
今週発売予定!
Paulのジャズ系新譜、とっても良いですよ、是非。
by スタンダード (2012-02-09 00:10)
見ていてウットリ・・・相変わらずのコレクター魂に脱帽です。
by ベアトラック (2012-02-09 06:43)
スタンダードさん
チンドン屋ですか・・・残念な結果です(爆)
スタンダード師匠に比べればかなりユルいコレクションで、
お恥ずかしい限りですが・・・
楽器は、手にしてみて初めてわかることが多いですね。
とても同じ音は出せませんが、奥が深くて面白いです。
それに、なんでも道具から入る方が絶対楽しいですからね(笑)
ポールの新譜、スタンダードさんの予想通り評価は分かれているようですね。
自分も早速聴いてみたいと思います。
by 1275GT (2012-02-10 12:03)
ベアトラックさん
楽器も弾いてあげないとかわいそうです(苦笑)
数があると必然的に触れる機会も減るわけで、
悩みは尽きないようになっているようですね(笑)
by 1275GT (2012-02-10 12:31)
あれ?コメント消えてる・・・。
あんな濃いのもう書けんな~(笑)
最後に要望を書いたのだけ覚えてる・・・
「360-12スタジオで弾かせてもらえませんか?」
by ちんたん♪ (2012-02-10 23:15)
ねこざかなさん
こんなネタまでnice!頂きありがとうございます。
ご心配いただきましたが、無事復活しております(笑)
by 1275GT (2012-02-11 09:08)
ちんたん♪さん
何故?、ちんたん♪さんの濃いコメント読みたかったなぁ(笑)
360-12、もう弦を替えなくては駄目なんですが・・・
あの難解なヘッドを見ると、つい億劫になって(笑)
by 1275GT (2012-02-11 09:15)
遅くなりました~ビートルズの使用楽器って、どうも変な(失礼)モノばかりで縁がありませんが、気がつけばカジノの姉妹機ES330は買うしオールローズに憧れて(手が出ず)偽オールハカランダ(インチキ)テレは手に入れるし。。。ダフネブルーのストラトがカタログに無くてソニックブルーのストラトだし。。
今更のジョージのリッケン12弦も欲しいし。。。なんだかんだと影響されて入るんですね~
先日、デジマートで、ブルメタとホワイトのへフナーベースが出ていました。
サンバーストしか印象がないので、すごい新鮮でした(笑)
by komakura (2012-02-16 03:07)
komakuraさん
ジョンの325はジョンが大男にみえるほど小さいし、
ジョージのカントリージェントルマンはジョージが縮んだように見えるし、
二人揃ってのJ160Eはロックミュージシャンっぽくないし(笑)
でも、生鳴りのしないアコギとか、
普通の12弦とは主副が逆のリッケンとか・・・結構興味は尽きません。
しかし、ビートルズしか演れないのが一番面白いですよねぇ(笑)
by 1275GT (2012-02-16 13:01)
マチャさん
nice!有難うございます。
by 1275GT (2012-02-19 08:34)
すばらしいコレクションの数々!
プリントアウトして勉強します!
できたら、展示会などを開催していただけると、うれしいです。
自分も勢いでヘフナーをポチっとしましたが、この1台で満足しております。
でも、このすごいお歴々の中で、次にはエピフォンカジノに憧れますね~
しかし、あちこちで造られているようなので、どれにしたらよいか・・・。
調べるとギブソンの335にとても似てる?というよりちょっと違うだけのような。
その昔、ラリー・カールトンも好きでして・・・。(笑)
結局、好きなアーチストの使っている楽器に食指が動くんですね~
クラプトンのストラトも・・・。(笑)
by JUN (2012-02-20 09:39)
JUNさん
ご無沙汰しております。
乗らないミニと同じで、ギターも弾いてあげないと・・・
せめて寝る前の10分だけでも・・・と、
順番に“寝床”に置いています(笑)
カジノは335と比べると軽いですね。
センターブロックが無いフルアコ構造なので、生音も良く鳴ります。
PUはP-90というシングルが2発なので、
これも335とは大きく違うところです。
ブルーシール、フジゲン、コーリア製と4本ほど持っています。
結構お気に入りですね(笑)
by 1275GT (2012-02-21 23:28)
6月号「プレイヤー」の高橋ジョージコレクション特集、楽しめますよ。
by T-Bone (2012-05-04 21:54)
いっぷくさん
nice!いつも有難うございます。
ゴールデン・ジュビリーの記事、楽しみにしています。
by 1275GT (2012-05-06 08:48)
T-Bone さん
情報有難うございます、早速書店に走りました(笑)
以前TVでも取り上げていましたが、凄い濃さですね。
ん、これは楽しめます(笑)
by 1275GT (2012-05-06 17:29)
特に目新しいのは無いのですが、見てしまいますね。
一通り確認しないといけない責任感のようなものを感じます(笑)
by T-Bone (2012-05-06 18:23)
T-Bone さん
やはり、こだわりがあるコレクションはいいですね。
たとえ、自分とは考え方がちょっとちがっても・・・
しかし、あそこまでマイナーなギターに入れ込むのは、
さすがにちょっと羨ましいですね(笑)
by 1275GT (2012-05-06 23:22)
エレキギターの弦を探していたら、なんと辿り着きました。(笑)
まさかでびっくりです。
GW用?にVOXのベーアンを買ったのに合わせて、フラットワウンドのベース弦も買いました。
あっと言う間にGWも過ぎ、今日から仕事でした。
また、ゆっくりとお話しができたら嬉しいです。
by JUN (2020-05-07 22:05)