玉手箱 [MINI]
古い“玉手箱”から、思わず血が騒ぐような写真が出てきました。
フタを開けたとたんに、もし白い煙がモクモクと出てきても、
もうすっかりジイサンになっているので全然心配はいりません(笑)
時は1993年、場所は筑波サーキットのパッドック、
ゼッケン962は懐かしやSCCJのスポーツ走行の時の番号です。
すっかりスタートモードで暖機中の緊張の一瞬ですが、
このときは、エンジンOH後初めてのサーキットだったので、
一応様子を見ながらのんびりと・・・
でも、走り出しちゃえばもうすっかりそんなのどこへやら・・・(笑)
数台のミニをひきつれてヘヤピンに突入の図です(笑)
多分この日も唯一の1000ccなのでコーナーで頑張らないと行けません。
あとは最終コーナーのベタ踏みでなんとか・・・(冷汗)
初めてクラブマンてこんなにカッコイイんだ、と思ったきっかけはMさんのGT。
白にブルーのラインはクーパーガレージのチームカラーでしたね。
エンジンルームは見慣れたミニとは大分違います。
耐久レースも色々なドラマがあって面白かったですねぇ。
何の手伝いもせずにピットで見物しているだけでしたが・・・
で、時間はさらに半年ほど戻ります。
色々ありまして、自分のミスでヘッドをOHすることになった時、
どうせヘッドを下ろすならと・・・色々思案した挙句に、
結局はエンジンを下ろしてバラすことになってしまいました(笑)
この頃は今と違って、元気もお小遣いもありましたから、
もう熱くなったら止まりませんでしたね(笑)
モノを知らないヤツは怖さも知らない・・・とクーパーガレージの社長が思った・・・かどうか(笑)
結局、レースに出るわけでもないのに貴重なパーツを惜しげも無く使ってくれて、
エンジンだけはかなりのスペックで作っていただきました
タイミングチェーンをダブルにするなど、へたくそが多少乱暴に扱っても大丈夫なように、
ツボを押さえたきっちりとしたチューニングでした。
なんせ80キロ離れたところで、自力では何にも出来ないヒトが乗るわけですから(笑)
まったくもってしょうもない客ですが、もう20年近くのお付き合いになります。
ちなみにこのブログの読者でもあります(爆)
ミッションも憧れていたストレートカットのクロスミッションにしました。
耐久性の問題なんかもありましたが、約3万キロほど走りましたがトラブルはありません。
その辺は走行距離の少ないウチのミニなんかではテストにもなりませんが。
調子に乗ってGTはすべてスパーギヤにしてしまい、盛大なギヤノイズを楽しんでいます(笑)
この写真では、ギヤボックスの周りに封を開けたアルミ缶がいくつか見えますが、
土曜日の、それも暗くなってからの仕事には欠かせない特殊な飲料だそうです(笑)
光り輝く99Hです。
この状態で、チェルシーのオリジナルはブロックとクランク位です(笑)
おまけは、懐かしいマグワイヤーミニです。
ミニとはいえほとんどがパイプフレームにFRPのカウルを被せた、
まるで当時のフォーミュラのようなマシンです。
エンジンも73.5ミリのボアに8ポートのヘッドが載っています。
かなり軽い車体でこのエンジンですから、
全開走行時はコントロールが難しいでしょうね。
さらに1年ほど時間は戻ります。
当時属していたクラブが、栃木の老舗クラブ1452’Sと合同ツーリングすることになりました。
それで、その打ち合わせに集まった人達ですが、数えたら25人もいます!
この段階ではまだ顔合わせですよ。
当時のミニブームがいかに凄かったかの証拠写真でしょうか(笑)
今ではちょっと大きいクラブのツーリングでもこんなには集まりませんよね。
もう一度書きますが、この日はあくまでも顔合わせだったんです(笑)
当然、合同ツーリングはこの3倍ほどの台数で、
混乱を避けるために10台ずつのグループに分けて先導車を付けるという、
1452’Sの方達の絶妙な仕切りで、空いた道でそこそこワインディングありの、
ミニで走るにはとても楽しいツーリングになりました。
チェルシーのナンバープレートに、こんな悪戯をしていたんですね。
20年前ですからもう大人のはずなのに・・・この頃はすっかり調子に乗ってました(失笑)
他にも、こんな写真が出てきました
もう取り壊してしまった旧家屋にあって、一部屋占領していたミニカー部屋です。
今はこの1/5程に縮小し、震災後はさらにその半分ほどしか並べていません。
この状態の時に、去年のような地震にあったらと思うとぞっとします。
今後、さらに片付けて小さなケースひとつぐらいにしようと思っています。
なんせ4~5年以内に70%だそうですから・・・
2012-01-29 20:04
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コメント(13)
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クラブマンかっこいい!!
なんて毎回同じコメントな気がしますw
クラブマン特集なんか強く希望したりします!!勝手にw
by 三代目 (2012-01-30 22:53)
ん~、読んでるうちに乗りたくなって来たぞ~。
早く春にならないかなぁ。
by ひろっぴ (2012-01-31 11:40)
anakinさん
いつもnice!有難うございます。
by 1275GT (2012-01-31 19:25)
三代目さん
クラブマン好きは確実に増えているようで、
イベントでも結構な台数ですよ(笑)
バンパーレスのレーシーなスタイルもカッコいいですよね。
もっとも真横から見ると前後のバンパーがかなりずれていて、
妙な感じですが・・・(笑)
クラブマン特集、絶対やりたいですねぇ。
by 1275GT (2012-01-31 19:35)
ひろっぴさん
しばらく乗らないと、やはり乗りたくなりますねぇ(笑)
自分も頑張って2台持ちを続けていますが、
考えてみるともったいない話ですよね。
体はひとつなんでどうしたって1/2ですから・・・
by 1275GT (2012-01-31 19:58)
1、2枚目の右はミニマーコスですね? 実車は見たことないです!
by T-Bone (2012-02-01 00:07)
T-Boneさん
ミニマーコスは日本にも結構な台数があります。
さすが今や世界一の“ミニの国”ですね(笑)
でもオリジナルはシャシーにベニヤ合板を使っているので、
状態の良いモノは少なそうですが・・・
自分も一度は乗ってみたいですね(笑)
by 1275GT (2012-02-01 08:35)
では2月11日に筑波でお会いしましょう♪
えっ?申し込んでない?代行しましょうか?(笑)
by ちんたん♪ (2012-02-01 17:17)
ちんたん♪さん
このSCCJのイベントが筑波クラブマンレースの元です。
当時SCCJ群馬(何故?)のユーレイ会員だったワタシは、
エビスは遠かったので、筑波だけは毎回走っていました。
その時に決められたゼッケンが962だったんです。
パドックはいつもこんな風に混んでいましたが最近はどうなのかな、
で、今でも参加賞はバスタオルですか?(笑)
by 1275GT (2012-02-01 20:07)
今でこそ、筑波は年に何回か行きますが(足の怪我は筑波でデス)
当時は、どこにあるのかも。。。。(すいません)
サーキットの狼の後半の活動場所だったですね(笑)
当時の活気あるフレッシュメンの雰囲気が伝わってきます。
東海地震もありますが、元気があったら、また復興するから平気です(爆)
by komakura (2012-02-02 02:36)
komakuraさん
筑波サーキットは今も畑の中の、のどかな場所にあります(笑)
アマチュアドライバー(ライダー)の聖地のようなもんですね。
ウチからは空いていればⅠ時間かからずに行けます。
便利です(笑)
歳をとってからサーキット走行に目覚めたので、
F1パイロットには届きませんでしたが・・・(爆)
10年以上前に家を建て替えた時に、
訳あって引っ越し荷物の梱包を、すべて業者に頼んだもので、
いまだに行方不明モノがあるんですよ。
今回の“玉手箱”のように予想外の所から出てきて驚きます(笑)
by 1275GT (2012-02-02 23:47)
ねこざかなさん
いつもnice!有難うございます。
“玉手箱”、ミニカーももちろん有りましたよ。
近々ネタに・・・(笑)
by 1275GT (2012-02-11 08:56)
narup-4さん
nice!有難うございます。
by 1275GT (2012-02-15 12:31)