いくぞ!北海道(最北の楽園編) [北海道旅行]
失礼ながら、2年前に初めてガレージ46さんに伺うまでは、
最初は北海道のミニ屋さんて大変なんだろうな、
あ、もちろん営業の話ですが、苦労があるんだろうと思っていました。
でも、仕事場を見て正直ぶっ飛びましたよ(笑)
最北のミニ屋さんは板金塗装からエンジンチューンまで、
たった一人でなんでもこなす本物の“熱い”職人さんでした。
今回の北海道がもし予定通り行けていたら・・・
三代目さんがこんな素敵な歓迎会を設定してくれていたのに・・・(違)
急なキャンセルですっぽかした挙句、今度はいきなりのもうすぐ着きますの電話、
色々ご迷惑をおかけいたしました。
でも、悪いのはすべてJR北海道ですからね(ったく)
で、いきなり三代目さんに電話して46さんとこでお会いしようと試みたのですが、
なんと当日は三代目さんのこれからのミニ魔改造計画が大きく左右され、
その代償のためにはどうしても超えなければならないという、
家族持ちの趣味人間に共通の任務遂行の大事な日だったのです(汗)
ええ、分かりますよ・・・ワタシだって、
何かにつけて槍玉に揚がるあの“走る遊び道具”を、
何とか手放さないで済むように、面倒な家事も進んでやっていますからね(笑)
代わりに渡世の義理をたてて我々客人を出迎えてくれたのは、
ワタシと親子ほども歳の違う“勝負師”ご夫妻でした。
さすが三代目さんのところの若いもん、、勝負師ご夫妻ですね。
おいしいご馳走のお気遣いまでしていただいて、丁寧にもてなして頂きました。
本当にありがとうございました(涙)
仕事の邪魔とは知りながらすっかりくつろいでしまって(笑)
ふと周りを見れば、それにしても夥しい量のパーツの山・・・
よく見るとどれも宝の山に見えてきます。
ひとの店を勝手に家捜しして“いいもの”を見つけては46さんにねだります、
「あ、それは売り物ではないんですよ・・・」
「はぁ~、そうですかぁ・・・」
「でもいいですよ、どうぞ」
なんていう“押し買い”をして、レアなパーツを手に入れてしまいました・・・
道北にお住まいのミニ乗りの方たち、ガレージ46さんの常連の方たち、
無礼な振る舞いをどうかお許しください。
本州のマニアが押し寄せては大迷惑になるので、
何をゲットしたかはヒ・ミ・ツです・・・(笑)
このミニの“顔”はいいアイデアだなぁ。
ガレージのディスプレイには抜群なんだけれど・・・
この部分だけのドナーを探すのが大変そうだな。
って、いつまでいても飽きません(笑)
この13インチのスリックは昔46さんがモークに履かせて、
サーキットを走っていたときのものだそうで、
深リムのMk-Ⅱもかっこいい。
どこまでも続くパーツの山のかなたに、エンジンを組み上げるベンチが見えます。
無造作に置かれたブロックやヘッドもこれから加工されてチューニングされます。
コンロッドはこの辺を削りますか?とか、ピストンはフルフローですよね?とか、
そんなマニアックな話が46さんと出来たのはうれしかったですね。
まだまだ、奥のほうに埋もれる謎のアメ車とか・・・
モンテミニが履いていそうなマッドアンドスノーとか・・・
話題は尽きることも無く時間だけが容赦なく過ぎていきました。
この日に札幌に戻り、次の日の夜は家に帰ることを思い出し、
後ろ髪(もう有りませんが)を引かれる思いで46さんのところを後にしました。
46さん、勝負師ご夫妻、本当にお世話になりました。
三代目さん、いつになったら会えるやら。
まるで、壮大なメロドラマのようなすれ違いですね・・・(爆)
さて、今回の急な仕切り直しによって、
予定が大きく変わってしまったことが他にもあります。
旭川にあるトラクターや農機具のミニカー専門店「バーンズ」に行け無かったことです。
とりあえず次の目的地に行く途中だったので、アリバイ写真だけ押さえておきました(笑)
店先に置いてある古いマッセイ・ファーガソンが目印でしたが、
きれいなジョンディアも増えていましたね(笑)
帰ってきてからこのまま残念なのも癪なので、ランボルギーニを買っちゃいました(笑)
プラ製ですが1/16と巨大です、足元に転がっているのがSikuの小スケールですから。
コレは最近缶コーヒーについてきたカウンタックですが、
グリーンのオリジナルLP400がいい雰囲気ですね。
元々はトラクターメーカーのランボルギーニがスーパーカーを作ったいきさつは、
創設者のフェルッチオ・ランボルギーニとエンツォ・フェラーリの逸話が、
いかにもというか、面白く語り継がれていますが、実際は大分違うようです。
もちろん今でもランボはトラクターを作っています。
しかもメチャメチャかっこいいです(笑)
2014-07-26 17:16
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これは実に素晴らしい時間をお過ごしになりましたね。 3枚目はミニモークですか、あれほど寒いところでも存在しているんですね。
by conta (2014-07-27 09:47)
知らない土地へ行っても共通の趣味があれば、
話は尽きないものですねぇ(笑)
今年は、2時間以上走り続けても信号機の無い道を走りました。
オープンだったら気持ちいいだろうと思う道でしたよ。
ただし、半年だけという期限付きですが(笑)
by 1275GT (2014-07-28 20:13)
今回も会えなかった三代目です、コメントが遅れて申し訳ありませんw
更なる魔改造の為にどうしても抜けれませんでしたごめんなさい、名寄から旭川の1時間半は近いようで遠いと思い知らされましたw
勝負師夫婦という刺客を送り込むよう企みますが、彼ら夫婦もこれまたなかなか忙しいようなのでスケジュールが空いていて良かったです。
もうこのメロドラマのまま会えない方が三代目の評価が下がらなくて良いと思えてきましたよ~。また来られる時に連絡をください。
by 三代目 (2014-07-31 06:17)
三代目さん
コメントありがとうございます。
なかなか完結しないドラマチックな展開になっていますね(笑)
46さんは本当にいい人です。
来店中のお客様(お仲間ですか?)を追い出し、
何時間もしゃべりまくって、散々仕事の邪魔をした挙句、
そこら中をかき回して、コレを売れ!とかわがまま言っても、
それでもまた寄ってくださいなんて言ってくれるんですよ。
勝負師ご夫妻は本当にいい人達です。
初対面の老夫婦の面白くも無い長話に、
いやな顔ひとつせずに付き合ってくれ、
地元の楽しい話もたくさん教えていただき、
甘いとうきびもご馳走になりました。
大勢の方がご自宅に集まる理由が分かりましたよ。
また行きますとも(笑)
by 1275GT (2014-07-31 20:44)
ランボルギーニが今でもトラクターを生産してるとは、初めて知りました。
by ベアトラック (2014-08-02 08:25)
くらいふさん
いつもnice!ありがとうございます。
by 1275GT (2014-08-02 13:22)
ベアトラックさん
ランボルギーニのスポーツカーは今はVW傘下にあり、
ガヤルドなどのヒット作を生み出すメーカーとして知られていますが、
長い歴史のあるトラクター部門も健在です。
代理店のコーンズを通して日本にも輸入されています。
このトラクターに乗ってみたいですね(笑)
by 1275GT (2014-08-02 13:44)
我らがTHEBMCがこの辺の話題には全くついていけない(いかない?)ので、北海道に行ってらしたんですね(笑)
日本と本国ではどっちがレアなパーツを持ってるんでしょ?
by ちんたん♪ (2014-08-05 23:02)
ちんたん♪さん
軒並みコメントを頂き、お手数をおかけいたします(笑)
さすがにミニもビートルズも出てこないと、
どう突っ込んだらいいかわからなくて当たり前です(爆)
パーツの供給は今は日本が一番いいそうですよ。
レアパーツに関しては探せばまだ本国でしょうね。
ここのミニ屋さんは新しいのからレアなのまでパーツだらけでしたね。
ネットの普及でパーツはすぐに見つかっても、
やはり場所柄ストックは必要でしょうからね・・・
by 1275GT (2014-08-07 21:15)
私も、ランボルギーニが今でもトラクターを生産してるとは、初めて知りました。 すでにアメリカ資本の会社ですもんね。。。
by komakura (2014-08-29 02:59)
komakuraさん
コメントありがとうございます。
我々が良く知るランボはすでにVW-アウデイ傘下にありますが、
トラクターは今でもイタリアの数社が合併したメーカーの作です。
ジウジアーロのデザインが“強そうで”カッコイイですね(笑)
日本ではフェラーリを扱うコーンズの子会社で売っています。
2000万位するようで、やっぱりスーパーカーですね(笑)
by 1275GT (2014-08-29 23:13)